歯医者さんはケア(予防)のために通う場所!
あなたは、「歯医者さんは歯が悪くなってから行くところ」「歯医者さんはむし歯を治しに行く場所」と思っていませんか?
悪くなってしまったところを治すことは、確かに大切です。
でも、一生涯というスパンで考えてみたら、
「一度悪くなってしまったからこそ、もう悪くならないように」
という考え方が、もっと大切なことではありませんか?
ケア(予防)ってどんなことをするの?
そおそも、ケア(予防)ってどんなことをするの?と疑問に思う方もいらっしゃるかも知れませんね。
具体的には、定期的に歯科医院へ通院していただき、次のようなことをしていきます。
大人の方
- 1.歯ぐきの状態をチェック
歯肉炎・歯周病になってないか、状態が変化していないか、簡単な検査をします。
- 2.クリーニング
歯石・タバコのヤニ・着色など、日ごろの歯みがきでは落としきれない汚れを除去します。実は、私たち歯科医療従事者でも、毎日の歯みがきだけでお口の中を100%キレイにすることはできません。定期的なクリーニングは、歯とお口の健康を守るために欠かせないものです。
- 3.自宅でのケアアドバイス
歯のみがき方はもちろん、歯ブラシ・歯間ブラシ・フロス・歯みがき粉など、あなたにあったケアグッズなどもアドバイスさせてもらいます。
- 4.むし歯のチェック
キレイになった状態で、歯科医師がむし歯などの問題がないかをチェックします。
お子さんの場合
- 1.歯みがきの練習とクリーニング
歯みがきを一緒に練習・説明しながら汚れを落とし、必要に応じて歯石・着色も除去します。
- 2.むし歯の予防処置
必要に応じて、フッ素塗布やシーラントなどを行います。
- 3.お口の状態をチェック
むし歯の有無や永久歯の生えかわりなど、歯科医師がお口の状態をチェックします。
歯並びのご相談や矯正治療の必要性などもアドバイスします。
ケア(予防)ってそんなに大切なこと?
一度むし歯や歯周病などで悪くなってしまった場所というのは、その原因となる歯垢(プラーク)が残りやすい場所とも言えます。つまり、また悪くなるリスクの高い場所ということです。
痛い思いや怖い思いをするのは、歯医者さんが悪くなってから通う場所になっているから。そうなる前に通っていれば、痛い思いも怖い思いもしなくて済みます!
痛くて怖いどころか、クリーニングを受けてピカピカでツルツルの歯になることが「気持ちイイ!」とおっしゃる患者さんのほうが多いぐらいです。
あなたにも、ぜひ『歯医者さんは予防のために通う場所』という新しい考え方、そして『定期的に歯医者さんに通う』習慣を持っていただきたいと願っています。
ケア(予防)のために通う場所だから…
キュア(治療)とケア(予防)とでは、まったく違った考え方で歯科医院を利用することになるのは、ここまでのお話でご理解いただけたと思います。ですから、かとう歯科では今までとは完全な別空間を意識して、ケア(予防)のためのスペースを運営しています。
それは、医院に入ってすぐに体感していただけます。当院では、治療ルームとケアルームとにわかれて、診察室に入っていただくからです。
治療ルームとケアルームでは、内装がガラリと変わっていますし、流れている音楽も全く別のもの。
歯医者さんという感覚ではなく、 「あなたの健康、歯とお口がキレイで良い状態を守り続けていくための場所」 として、患者さんに利用していただきたいのです!
ここが歯医者さんであることを忘れて、少しでもリラックスして予防のために処置を受けることができるように、かとう歯科のケアルームをご利用ください。